スマホの充電はどうしていますか?
スマホは過放電や過充電をくり返すとバッテリーの劣化が進み寿命が縮まります。これはスマホに使用されているリチウムイオンバッテリーの特性によるものです。そのためスマホは20~80%の残量の範囲内で使用すると長持ちすると言われています。

過放電は使用中にわかるので充電のタイミングをコントロールしやすいと思います。しかし過充電は難しいのではないでしょうか。電気の供給があればスマホは100%まで充電を続けるからです。
機種によってはバッテリー容量の80%以降は充電を緩やかにする機能を持つものがあります。これにより満充電まで時間がかかるようになっていますが最終的には満充電になります。こういったことが続くとバッテリーの寿命に悪影響を及ぼします。
バッテリーが駄目になれば交換は可能ですが、料金が高くついたり型遅れになっているなどの理由で実質スマホの買い替えになります。長期間スマホを使うためにはできるだけバッテリーを長持ちさせる必要があります。
過充電を防ぐためにはタイマー付き電源コンセント
スマホの充電をコントロールするなら外部から行うのが確実です。とはいえ人間がずっと見張っているわけにはいきません。うっかり忘れることもあります。タイマー付き電源コンセントやスマートプラグを使用することで自動的に充電を終了させることができます。

スマホの充電にかかる時間
3000mAh | 4000mAh | |||
2.1A | 1.0A | 2.1A | 1.0A | |
80%充電 | 1時間5分 | 2時間15分 | 1時間30分 | 3時間 |
90%充電 | 1時間15分 | 2時間40分 | 1時間40分 | 3時間30分 |
※充電時間はおおよそのものです。バッテリーが劣化しているほど充電時間は短くなります。ケーブルの長さによって充電時間は変化する場合があります。
充電時間はスマホのバッテリー容量によりおおよその時間がわかります。最新のスマホの場合はだいたい1時間から1時間30分が80%の充電の目安になります。
一般的な用途で80%の充電は心もとないときがあります。そんなときは90%まで充電するといいかもしれません。
おわりに
タイマー付き電源コンセントやスマートプラグを使用すれば、充電中に放置していても過充電を避けることができます。就寝中などにも活用できます。スマホを長持ちさせたいと考えている方は使ってみるといいかもしれません。