【コンピューター】ビットとバイトはどう違うの?

スマホのCMで「ギガ」という言葉がよく使われています。ギガと言われてもピンとこないかもしれません。

スマホやパソコンを使用していると「MB」や「ビット」などさまざまな単位が出てきます。多すぎて混乱するという人もいるのではないでしょうか。

最近では「4G」や「5G」といったワードも加わりさらにややこしくなっています。

コンピューターには様々な単位が使用されています。この記事ではコンピューターでよく使われる単位についてまとめてみようと思います。

bit(ビット)はコンピューターの基本単位

コンピューターの基本は「0」か「1」です。スイッチなら「ON」か「OFF」になります。

0」か「1」の「1桁の単位」を「bit(ビット)」と呼びます。

1桁なら「1bit」です。8桁では「8bit」になり、たとえば「01011010」といったように表します。

音声や画像のデータもすべて0か1の集合体なのです。



ビットを表すには2種類ある

ビットを使用するときにややこしいのは「データ量や「データバスが混在することです。単純にビットという言葉が使用されても意味が変わることがあります。

データ量を表すビット

通信速度で「100Mbps」といった表現を聞いたことがあるかもしれません。「1秒間に100メガビットの通信ができる」という意味です。

音楽データのMP3で「192kbps」といった言葉が使われているのもデータ量を表しています。

データバスを表すビット

古いゲーム機ですが「ニンテンドー64」という機種がありました。この「64」という数字は「64bit」を表しています。

64bitといってもデータ量としては少なすぎます。ここでいう64bitとは「データバス」のことです。

ニンテンドー64は「64bitのCPU」を使用しているという意味なのです。

データバスとは「データの通り道」のことです。自動車でいうと「車線数」のようなものです。基本的にデータバスの数が多いほどコンピューターは高速の処理が可能です。

このように単にbitという言葉が使用されても意味が変わることがあります。なにを意味しているのかを判別する必要があります。

1バイト=8ビット

bitのみでコンピューターを扱おうとすると人間には非常にわかりづらくなります。そこで人間が扱いやすいようにまとめた単位が「Byte(バイト)」です。

Byteは「8桁のbit(8bit)」で構成されています。「1Byte = 8bit」となります。

※例外的に「1Byte = 8bit」ではない場合もありますが通常は8bitで間違いありません。

Byteを省略するときは「大文字」で表記する

Byteを省略して表記するときは「大文字のB」を使用します。「KB、MB」と表記されていればそれは「Byte」を表しています。

これはbitと区別するために行われています。大文字なら「Byte」、小文字なら「bit」を表しています。例えば「GB」「kbps」といったものです。



bpsとはなにか?

MP3などの音楽データで「192kbps」といった表現を見たことがあるかもしれません。

bps」とは「bits per second」の略です。「1秒間に何bitのデータ量」があるかという意味です。数字が大きいほどデータ量が多くなり音声や動画では「品質」が上がります。

192kbps」の場合は1秒間に「192000」ビットのデータ量があるということです。

通信では数字が大きいほど大量のデータをやりとりできるので通信速度が速くなります。「100Mbps」より「1000Mbps(1Gbps)」のほうが理論上10倍速いということになります。

ギガやメガとはなにか

コンピューター関連で「ギガ」や「メガ」という単位をよく耳にすると思います。重さや距離の単位で使われている「キロ」や「ミリ」の仲間です。

どれも同じ種類の「単位系」です。

単位ごとに「1000倍」か「1000分の1」というように1000ずつ増減していきます。たとえば「キロの1000倍がメガ」になります。

メガ盛りのような言葉に使われることもありますが1000倍という意味ではありません。誇張した表現に使用される場合もあります。

一般的に使用される単位系

記号 読み
p ピコ 0.000000000001
n ナノ 0.000000001
μ マイクロ 0.000001
m ミリ 0.001
K キロ 1000
M メガ 1000000
G ギガ 1000000000
T テラ 1000000000000

昔のコンピューターでは記録メディアに「フロッピーディスクが」使用されていました。容量はおよそ「1MB」です。今なら画像数枚で一杯になる容量です。

32GBのUSBメモリと比べるとその差は3万倍です。とんでもないレベルで大容量化が進んでいるのです。

スマホの4Gや5Gとは通信速度のことではない

現在普及しているスマホは「4G」と呼ばれています。Gとはギガのことではありません。「Generation(世代)」の頭文字からとられています。「第4世代移動通信システム」という意味です。

いずれ次世代の「5G(第5世代移動通信システム)」が普及することが決定しています。

Wi-Fiの5Gは「Generation」の意味ではない

Wi-Fiで「5G通信」がありますが、この「G」とは「GHz(ギガヘルツ)」の意味です。スマホで使用される「5G(第5世代移動通信システム)」のことではありません。

おわりに

コンピューター用語は省略した単位が入り乱れています。多少慣れている人間でも戸惑うことがあります。不慣れな人ならなおさら混乱します。

単位の意味を知ることで不要な混乱や間違いを避けることができるようになります。ぜひ覚えてください。