大気中の二酸化炭素の濃度はどれくらい?




環境問題でなにかと話題になる二酸化炭素ですが、大気中の濃度についてはあまり知られていません。

ppmという言葉をニュースなどでよく耳にするのではないでしょうか。窒素酸化物のような大気汚染物質の量を表す単位にも使われています。

ppmとは「parts per million」の略です。日本語では100万分の1という意味になります。数字が大きすぎていまいちイメージしづらいかもしれません。

1立方メートルを100万分の1にすると1立方センチメートルになります。これが1ppmのイメージです。大きな塊が指先ほどになります。だいぶ小さな単位です。

空気1立方メートルの二酸化炭素は野球ボール2個分

現在の大気中の二酸化炭素濃度はおよそ400ppmで、100万分の400になります。空気1立方メートル中では野球ボール2個分の体積です。

排出量が増えたと言われているわりに濃度はわずかなことがわかります。手元に100万円があったら400円の出費があるようなものです。たとえ100倍の濃度になろうと4%にしかなりません。

人口の増加に対して二酸化炭素濃度は微増

二酸化炭素濃度が上昇しているのは事実です。特に20世紀に入ってからは大きく変動しています。

1900年頃には300ppm程度だった二酸化炭素濃度は2010年には約400ppmまで上昇しています。100年程度で1.3倍に増えた計算になります。

しかし人口の増加と比べると二酸化炭素濃度の上昇はゆるやかです。世界の人口はここ100年のあいだに4倍以上も増加しているのです。1900年にはおよそ17億人でした。現在では80億人に増えています。これだけの人類が自動車に乗ったり多くのエネルギーを消費しながら生活しているのです。それにもかかわらず二酸化炭素濃度は劇的に上昇しているわけではありません。

本当に温暖化が起きているのか

温暖化が起きているといわれています。理由は温室効果ガスの増加だと考えられています。しかし本当に起きているのかというとはっきりしません。環境活動家はしきりに温暖化を訴えています。しかし科学的な根拠については一切触れません。実際はどうなのか誰もわからないのです。こんな状況で温暖化について説得力を持たせようというのには無理があります。

地球環境は不変ではありません。自然現象に対して人間が勝手に理由付けをしている可能性があります。

昔、テレビを見ていたら超能力者を自称する人物が出演していました。彼は空に浮かんだ雲を念力で変形させると主張しました。雲の形が変化するのは自然現象です。あたかも力を加えているような素振りをしていましたが、放っておいても雲は形を変えます。関係のない出来事を関連づけているにすぎないのです。

二酸化炭素に温室効果があるのは事実です。しかしそれは非常に高濃度の場合です。生物の生存が困難なレベルです。事実を主張しているからといって正しいとは限らないのです。

最強の温室効果ガスは水蒸気

水は熱しにくく冷めにくい性質を持っています。砂漠は昼夜の温度差が非常に激しくなります。昼間は灼熱でも夜間は氷点下にまで下がることがあります。空気中の水蒸気が少ないからです。水蒸気は気温の変化をゆるやかにする働きがあるのです。

地球上の7割は海です。海上の空気は湿度が上昇します。それだけ高い温室効果を発揮します。たとえ人類が二酸化炭素排出量を18世紀のレベルまで下げたとしても海がある限り温室効果は失われません。二酸化炭素の効果は微々たるものなのではないでしょうか。