3行でまとめろ!

「3行でまとめろ」

掲示板などで、たまに見かけるフレーズですね。

 

しかし、3行以上の文章は世の中にいくらでもあります。小説、新聞、雑誌、どれも文章のボリュームは少なくありません。それらを読んだ人は「長い、3行でまとめろ」とは恐らく思わないでしょう。

 

それじゃあ、どうしてネットでは、「3行でまとめろ」なんて言われちゃうの?

 

これは別に、ボリュームが多すぎるという意味ではないんですね。読みづらいと言われているんです。「あなたの文章は読みづらいから、わかりやすくしてくれ」と言われているんです。

 

文章を読んでいて、なんか読みづらいなあと思ったことはありませんか。読んでいてもなぜか内容が頭に入ってこない。そういうときはたいてい長い文章なんです。

長い文章ってなに?

アベノミクスがかかげる「三本の矢」政策により景気回復が期待されているが、GDPがマイナス成長になるなど不安材料もあり、読売新聞が実施した調査では77%の国民が景気の回復を実感していないという結果が出ると、野党からは批判の声が相次いだ。

読みづらいですか?

 

文章の初まりから句点(。のこと)までの文字数が多いと、読む人は長く感じてしまいます。そうなると、読んでいても意味がわかりづらくなります。そこで、読んでいる人はこう考えます。「長い」と。

 

では長い文章を句点で区切りましょう。

アベノミクスがかかげる「三本の矢」政策により景気回復が期待されている。その一方でGDPがマイナス成長になるなど不安材料が懸念されいてる。さらに読売新聞が実施した調査では、77%の国民が景気の回復を実感していないという結果が出た。これにより、野党からは批判の声が相次いだ。

どうですか、読みやすくなったでしょうか。

 

長いというのは、句点までが長いという意味だったんです。もちろん、すべての読みづらい原因がこれとは限りませんし、ほかの原因があるかもしれません。しかし、長い文章は確実に読みづらいんです。

長い言葉を話す人

これは文章だけに限りません。話す言葉にもあてはまるんです。むしろ、こっちが重要で深刻な問題だったりします。

 

話す言葉は通常、視覚化できませんね。しかし、仮にそれを文章化したとすると、非常に読みづらいものになる。そんな人がけっこういるんです。まさに「3行にまとめろ」と言いたくなる状況。

 

しかも困ったことに、当人はそのひどさに気づいていません。そして口から長い文章を延々と吐き出してきます。聞いてる人はうんざりですね。

 

そうならないためにはどうすればいいの?

 

言葉を話すときに、文章化してイメージをしてみませんか。文章を書くような感覚で言葉を話すんです。それを意識していれば、間違っても「3行でまとめろ」なんて思われることはなくなるでしょう。