ことあるごとに地球温暖化が訴えられています。
温暖化を信じている人もいれば懐疑的な人もいます。多くの人はよくわからないというのが本音ではないでしょうか。
温暖化を訴えている人たちは温暖化の原理についてまったく言及しません。
どんな理由で温暖化が起きているのかという説明はなく、ひたすら二酸化炭素の温室効果が原因だと主張します。自動車や火力発電の使用を批判するばかりです。
マスコミや政府も同様です。温暖化を支持しながら原理についてはまったく話題にしません。国民が温暖化についてわからないのは当然です。
現在の二酸化炭素濃度はたったの400ppmです。100万分の400の本当にわずかな濃度にすぎません。これが地球温暖化の原因だといわれているのです。
目次
温暖な時代は当たり前ではない
現在の地球環境は温暖な気候です。年中氷に覆われている環境は北極に近い高緯度か南極くらいです。
しかし、2万年前は北米大陸が厚い氷に覆われるほど気温が低かったのです。海水位は現在より「100m」も低い時代でした。

「氷河期」という言葉は誰もが知っていると思います。
氷河期を舞台にした「アイス・エイジ」という映画を見たことがあるかもしれません。地球上の大半が雪や氷に覆われた時代が舞台です。映画はCGアニメーションによる創作ですが、あのような時代が存在したことは事実です。
地球は「10万年周期」で気候が変動します。そのたびに寒冷な「氷河期」と温暖な「間氷期」がくり返されます。
温暖な時期は決して当たり前ではないのです。
19世紀に地球が温暖化したのは小氷期が終わった影響
結局、近代以降の地球は温暖化しているのでしょうか。
確かに地球は温暖化していました。
あくまで「していた」という「過去形」です。
産業革命で温暖化したというのは嘘
19世紀に「産業革命」が起きました。機械の発達により二酸化炭素が大量に排出されるようになったといわれています。それにともない地球は温暖化し始めたというのです。
しかしそれは正しくはありません。
19世紀まで地球は小氷期だった
地球は2万年前の氷河期の末期から徐々に気温が上昇していきました。
やがて温暖な「間氷期」に突入します。しかしその後もたびたび寒冷な「小氷期」が起きています。
「西暦1600~1800年」ごろの地球は「小氷期」でした。
「1800年」ごろに「小氷期」が終わると緩やかに気温が上昇し始めました。それがちょうど産業革命の時代と重なったのです。
地球温暖化論者は自然現象で気温が上昇したのを産業革命に関連付けてしまったのです。
もう地球は温暖化していない
温暖化は実際に起きていました。ここ100年で「0.7℃」気温が上昇しています。
しかし二酸化炭素濃度の上昇に比べて気温の上昇はわずかです。二酸化炭素は温暖化の原因ではないからです。
それにたった「0.7℃」で地球環境に壊滅的な影響があったでしょうか。まったくありません。
地球の温暖化はただの自然現象にすぎません。さらに1998年ごろから気温は上昇すらしていないのです。すでに20年くらい温暖化が止まっています。
それにも関わらず地球温暖化が主張されているのです。
都市部の気温が高いのは都市部だから 気温を正確に観測するなら海
都市部は暑いじゃないかという意見もあります。確かにヒートアイランド現象で高温になります。しかし観測データとしては極端すぎます。
都市部が暑い一方で森林地帯は涼しくなります。地上はデータのばらつきが大きいため平均値を求めるのは難しくなります。
地表の「7割」は海です。海洋は地上と比べて環境による気温の影響は受けません。海洋を観測することでより正確な地球の気温を測定することが可能になります。
地球の正確な気温を測るためには「気象衛星」と「観測気球」による海洋の観測が欠かせません。
観測の結果、地球上の温暖化は確認されなかったのです。
IPCCは温暖化を証明できなかった
IPCCは1988年に設立された「気候変動に関する政府間パネル」という名称の「国連」の下部組織です。
IPCCは地球が温暖化しているということを前提とした組織です。学術的な組織のように見えるかもしれませんが政治的な傾向が目立ちます。
現在まで合計5回の「報告書」を出していますが地球温暖化の原因を突き止められませんでした。存在しないものについて証拠を出せるわけがありません。
報告書は温暖化について都合の悪い情報を省いたり事実を歪曲した内容になりました。
現在温暖化が止まっているのは「温暖化が一時停止」しているという苦し紛れの結論になっています。
クライメイトゲート事件で内部情報が暴露される

IPCCの活動内容は関係者からも反発があったのは間違いありません。その結果、とある事件が起きます。
2009年に英国「イースト・アングリア大学気候研究所」のコンピューターからIPCCに関係する科学者のメールや資料がネット上に大量流出したのです。
「クライメートゲート事件」です。
流出は合計で「3回」起きました。
メールには科学者がIPCCの捏造について批判しているものもありました。当事者でさえ温暖化に懐疑的だったのです。
そのうえで多くの科学者はIPCCの捏造に加担し温暖化の主張を続けました。
地球環境は太陽活動の影響を受ける
二酸化炭素が増加しているにも関わらず温暖化は止まっています。二酸化炭素は温暖化の原因ではありませんでした。
地球の気温に影響を及ぼすのは太陽活動です。
ここ80万年以内の太陽活動は「10万年周期」で強まったり弱まったりしています。太陽活動が弱まると「太陽風」が弱まり、太陽系外からの「宇宙線」の影響が強くなります。
「宇宙線」は地球上の「雲」の生成に影響しています。「宇宙線」強まると地球上の「雲」が増えて気温が低下するのです。これが寒冷化の原因です。
これからの地球は寒冷化する
現在の地球環境は「間氷期」にあります。氷河期と氷河期のあいだの温暖な時代です。
間氷期はいつまでも続くわけではありません。いつか必ず「氷河期」に突入します。
間氷期の最中でも寒冷な「小氷期」が起こります。「西暦1600~1800年」ごろは「小氷期」で寒冷な時代でした。
この時期に世界規模で寒冷化しています。作物は不作になりたびたび飢饉が起きていました。
太陽に寒冷化の兆候が現れている。
現在の太陽活動は「太陽黒点の数」が極端に減っています。
・マウンダー極小期
・ダルトン極小期
これらの2つの兆候が現れています。いずれかの極小期により「宇宙線」の影響が強まります。
今後「100年以内」に「-0.5℃」程度の寒冷化の到来が予測されます。これからの時代は「寒冷化」が起きるのです。
人類は温暖化ではなく「寒冷化」の心配をしなければなりません。
【超巨大利権】なぜ温暖化が主張されるのか
なぜここまで大規模に温暖化が主張されるのでしょうか。
一言でいうと「金」です。金意外にはありません。
環境問題は莫大な利益になるのです。
IPCCがありもしない地球温暖化を主張するのも金のためです。地球の将来を憂慮しているわけではありません。そのために嘘を振りまくこともいとわないのです。
温暖化対策には巨額の資金が投入されています。組織の存在意義と金のためにはなにがなんでも温暖化がなくてはならないのです。
日本政府も温暖化に加担
日本政府も温暖化対策に「年間3~4兆円」の資金を投入しています。とんでもない金額です。
しかし温暖化はありません。
ありもしない温暖化にいったいどんな対策をするのでしょうか。病気でもケガでもない人間を治療するようなものです。なんの効果もありません。
特定の誰かの利益のために税金が湯水のごとく使われているのです。
おわりに
温暖化問題は金のために行われている捏造でした。ただの既得権益と化しています。
環境問題に配慮することを否定するつもりはありません。必要以上にエネルギーを消費しないことやゴミを出さないというのは大歓迎です。しかし温暖化とはまったく別問題です。
温暖化はただの利権でしかありません。誰かの利益のために行われているのです。
日本政府もマスコミも国際社会もこの嘘に加担しています。そのために毎年兆円規模の巨額の資金が投入されています。しかしなんの成果もありません。温暖化自体が存在しないものだからです。
そんな無駄金を消費するなら貧困対策など本当に必要なことに使うべきではないでしょうか。
参考書籍
地球はもう温暖化していない 深井 有 著
地球温暖化論への挑戦 薬師院 仁志 著
「地球温暖化」狂騒曲 渡辺 正 著