個人的にカシオの関数電卓を使っています。電池が非常に長持ちで購入から10年以上たつのにまだ動きます。もしかして永久に使えるのではないかと錯覚してしまうほどです。カシオの底力を見た気がしました。
ところがついに電池が切れました。自然放電もあるはずなのによくここまで持ったと感心します。
ともかく電池の交換が必要です。カバーは小さなネジでとめられているので精密ドライバーで開けます。中にはボタン電池がふたつ入っていました。電池はやや錆びている部分がありますが、液漏れはしていなかったので一安心です。
GPA76=LR44
では、電池の種類を確認します。GPA76という刻印があります。見慣れたサイズのボタン電池ですが聞き覚えがありません。わからないのでgoogleで検索しました。こういうときにつくづくネットがあってよかったと思います。
どうやらGPA76はLR44と互換品らしいです。ダイソーへ買いに行きました。100円なので容量は少なめかもしれないけど気にしません。三菱ブランドのLR44が売られていました。なぜこんなところに三菱製品がと意外に思いましたがそれを購入します。
電池を取りつけると問題なく動作しました。規格が同じなので当然といえば当然ですね。
LR44の互換品
LR44には互換品がいくつもあります。直径11.6mm、高さ5.4mm、電圧1.5Vで性能は基本的に同じです。製造メーカーや生産国によって型番が変わります。
A76 / AG13 / G13A / GPA76 / KA / L1154 / PX76A / RW82 / SB-F9 / V13GA
このように互換品はいくつも存在します。世界規模ではさらに多くの互換品があります。
処分に困る電池
電池の処分はけっこう困ります。
以前、使用済みの電池がたまってきたので図書館で回収していたことを思い出しました。ところが図書館に持っていくとボタン電池やニッケル水素電池は回収不可となっていました。
どうやら、地元の自治体はボタン電池と二次電池の回収をしていなかったようです。
回収している店に持っていく
一般社団法人電池工業会
http://www.botankaishu.jp/srch/srch10.php
このサイトでは全国の回収協力店を検索できます。しかし、回収しているはずの店で実際はしていなかったりします。情報が古いのかはわかりませんがあいまいです。もう少し積極的に回収してもらいたいものです。