しっかりと栓をして保管していた瞬間接着剤が、いつのまにか固まっていて使用不能になってしまったという経験があるのではないでしょうか。
こうなると処分するしかありません。もったいないですね。
とはいえ、固まる前にすべて使い切ってしまうような用途はなかなかありません。
結局、中身を残したまま無駄になってしまいます。
瞬間接着剤を長期保管するには
瞬間接着剤を長期保管する方法があります。
それは「冷凍庫」に入れておくことです。
冷蔵庫で保管している方はいるかもしれません。しかし、冷凍庫ならさらに効果的です。
冷凍したからといって接着剤が凍る心配はありません。取り出してすぐに使うことができます。
冷凍庫に入れる際は、霜がつかないようにビニー袋などに入れておきます。
これにより長期間の保管が可能になります。
瞬間接着剤の弱点
瞬間接着剤で接着して修理したものが、使っているうちに壊れてしまったという経験がありませんか。
CMでは強力な接着力をアピールしていますね。
あれは嘘なのではないかと疑いたくなります。
しかし、瞬間接着剤には弱点があります。
CMの映像を注意して見ると、接着したもの同士を引っ張る場面を映しているのがわかります。
重量があるものを持ち上げたり、強い力で引いたりしています。
瞬間接着剤は引っ張る力に対しては強力な接着力を発揮するのです。
その一方で、接着面は横からの力に弱いのです。

例えば、マグカップの取っ手を修理した場合は、効果的なのは取っ手に引っ張る力を加えているときです。
しかし、取っ手に横からの力を加えると接着面が壊れやすくなります。
爪が割れたときには瞬間接着剤で固定
重いものを持ち上げたときに爪が割れてしまった。
そんな経験はありませんか。
そういった場合には瞬間接着剤が役に立ちます。
爪が割れた部分に瞬間接着剤をつければギブスのように固定しておくことができます。
接着したからといって爪が治るわけではありませんが、それ以上ダメージが広がるのを防ぐことできます。
※爪につけた接着剤はしばらくのあいだこびりついています。気になるという方は使用を控えてください。