日本人の幸福度が低い理由

日本人は幸福度が低いと言われています。

その原因のひとつは日本人の性格によるものです。

日本人の生真面目な性格は、良い部分と悪い部分があります。

日本は世界規模でみても治安がよく、犯罪にあう心配をする必要はほとんどありません。

都市部ならいたるところにコンビニがあり、便利な生活が可能です。

こういったところに日本人の良さが現れています。

その一方で、細かいことを気にしたり悩みがちです。それがかえって自分たちを追い詰めています。

どんなに社会が発展しても、快適な生活ができるようになっても、それが幸福度に直結するわけではないということですね。

可能ならば、陽気で悩みのない性格になりたいと考えているかもしれません。

しかし、意味もなく日本人の幸福度が低いわけではないのです。

 

日本の自然環境はハードモード

日本で生活するには自然災害からは逃れられません。

特に地震は世界でトップクラスに多い国です。

小規模な地震は年中起こり、大規模な地震もたびたび起こります。

地震が少ない国からすると異常な頻度です。

地震だけではなく台風や火山の噴火が起こります。さらに二次災害の危険があります。

2018年は自然災害が多発しました。

 

2018年に日本で発生した災害

4月 島根県西部地震
6月 大阪府北部地震
7月 平成30年7月豪雨
9月 北海道胆振東部地震

この一覧を見ても災害が集中している年だとわかります。

 

日本人は災害に適応した民族

日本で生きるには常に災害に備えておく必要があります。

いつ災害が起きるかわからないからといって楽観視していると、いざというときに命に関わります。

実際に災害が起きた場合には、パニックを起こさず冷静に対処する必要があります。そうでなければ命を落としてしまいます。

さらに二次災害を警戒する必要があります。

地震が起きれば津波が起きる可能性がありますし、台風なら洪水の恐れがあります。

あらゆるところに危険が潜んでいます。まったく気が抜けません。

日本人は常に危険を察知して冷静に対応する野生動物のような生き方をする必要がありました。

パンダのように、のんびりと生きるわけにはいかないのです。

その結果、幸福度が低く悲観的な遺伝子を持った個体が優位に働き、子孫を残していきました。

現代の日本人は、そういった遺伝子を受け継いだ民族なのです。

 

楽観的ならいいというわけではない

できることなら南国のパラダイスのような場所でのんびりと暮らせるのが理想かもしれません。

しかし良いことばかりではありません。

大航海時代には南国でのんびりと暮らしていた人々はどうなったでしょうか。

当時の列強国から容易に侵略されてしまいました。

自然災害が起きない代わりに人間という災害がやってきたのです。

穏やかな環境に適応しすぎた結果、外敵に対抗できなかったのです。

 

悲観的な性格は生きづらさを感じるかもしれませんが、生きるために必要なことでもあったのです。