未使用のラーメンのスープが余っている。
捨てるのはもったいないですね。
蕎麦やうどんなら麺のみが豊富に売られていますが、ラーメンはあまり見かけません。
スーパーでは生麺がわずかに売られている場合がありますが割高です。
安くて手軽にラーメンの麺がほしいときにはどうすればいいのでしょうか。
いい方法があります。
スパゲティを代用するのです。
スパゲティ? ちょっと強引では? と思うかもしれません。
確かに、ラーメンはほかの麺類とは違いますね。あの独特の風味はうどんやスパゲティにはないものです。
しかし、あるものを使うことで、簡単にスパゲティをラーメンの風味にすることができます。
それは「重曹」。
重曹はベーキングパウダーにも使用されている物質で、水に溶けるとアルカリ性になります。
ラーメンの麺を製造するときに使用されている「かんすい」は、重曹と同様にアルカリ性です。
かんすいの代わりに重曹を使うことで、スパゲティにラーメンの独特の風味を与えることができるのです。
調理方法
必要なもの
※重曹は食品グレードのものを使ってください。
ラーメンのスープ(1食分)
スパゲティ(1食分)
重曹 小さじ1杯
※重曹を多めにすると麺の風味が増えます。
スパゲティの茹で方
※必ずステンレス鍋を使用してください。アルミ鍋だと鍋が黒く変色します。
茹で方は基本的に通常のスパゲティを茹でる方法と同じです。
沸騰したお湯に小さじ1杯の重曹を入れ、スパゲティを入れます。
塩を使用する場合は入れてください。
あとは通常のスパゲティと同様に所定の時間茹でるだけです。
ラーメンのスープは別途お湯でといて作ります。
※インスタントラーメンのように煮汁は使いません。
味はどうなの?
本当に麺がラーメンの風味になっています。
元がスパゲティなので、食感はつるつるしていて硬めです。
麺が少し伸びているくらいがちょうどいいかもしれません。
本物のラーメンにはかないませんが、代用品としては有効です。
かんすいを使わないとどうなる?
ありふれた食材とは違い、どの家庭にも重曹があるとは限りませんね。
そんな場合には、お湯で茹でただけのスパゲティを使うことも可能です。
ただし、麺がわずかに小麦っぽい風味になります。
ラーメンの独特の風味はありませんが、特にマズくなるということはありません。
ラーメンのスープが余っているという場合には試してみてはどうでしょうか。
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