なぜ全角英数を使ってはいけないのか

スマホやパソコンで文字を入力するときに全角と半角を区別していますか?

特にこだわらずに文字を打っているかもしれません。実際、人間が読めれば基本的に不都合はありません。Twitterでは全角も半角ただの1文字です。サーチエンジンでも全角と半角は同じ意味の文字として判別してくれます。

しかし本来は全角文字と半角文字は異なる文字なのです。

全角英数は基本的に避ける

全角英数は基本的に使用を避けたほうがいい文字です。

絶対に使ってはいけないというわけではありませんが、使いどころを選ぶ必要があります。用途を判断して必要なときにのみ使うのが望ましいものです。人間が読めれば同じだからといってやみくもに使うものではありません。



コンピューターにとって全角文字は不要なもの

例えば、A(半角) とA(全角)は人間にとっては同じ文字として判別できます。しかしコンピューターにとっては文字コードが異なる別の文字です。

本来コンピューターを扱う上で必要な文字は英数字と記号のみです。それ以外はまったく不要なものです。しかし人間が扱うためには不便です。

日本語でもひらがな、カタカナ、漢字が必要です。他の言語でも英語アルファベットのみでは扱えないものが数多くあります。そういった言語を扱うためには全角文字が必要になってきます。

しかしそれらは人間の都合として使っているにすぎません。コンピューターにとっては余計な処理なのです。

全角文字を扱うのはそういった不要な処理をしているということを認識しておく必要があります。

全角文字は容量が増える

半角文字は1文字につき1バイトの容量があります。それに対して全角文字は2~3バイトあります。人間にとって同じ文字のように見えても容量が違うのです。今どきのコンピューターにとっては微々たる容量ですが、不必要に増えることは好ましくありません。

半角に対して全角はフォントの横幅が広く設定されています。等幅フォントでは2倍になります。表示スペースも圧迫しているのです。

コンピューターを扱う上でデータが増えたり不必要な処理が発生するのは好ましくありません。本来、必要のない文字を使った上でさらに容量まで増えるというのはまったく余計なことをしているのです。

かといって使わないわけにはいかないので最小限にとどめる必要があります。



全角文字を使用するとITリテラシーが低いと判断される

理由があって全角英数を使うのは構いません。しかしやみくもに使うことはすすめられません。

コンピューターで全角英数が使用されているだけで間抜けな印象を受けます。訳もなく使っていればITに関してよくわかっていない人間だとみなされます。

若くてコンピューターについて詳しくないというのなら仕方がありません。しかし中高年以上でやたらと全角英数を使っていたら確実に恥ずかしいです。

配送システムなどで住所の番地や電話番号に全角が求められるようなものは残念な印象しかありません。ITリテラシーが皆無です。

印刷など用途によっては使用する

すべてにおいて全角英数がいけないというわけではありません。用途によります。

印刷物にするなら半角にこだわる必要はありません。同じフォントでも全角と半角では印象が変わります。全角文字を使ったほうがいいこともあります。

ネット上の小説媒体では英数字でも基本的に全角文字が使われています。縦書きでは半角文字が横に表示されることがあります。全角と半角で表示方式が違うことが原因です。媒体によって適切な文字を使う必要があります。

小説媒体は最終的に印刷物になる可能性もあります。そういったものは全角文字のほうが都合がいいでしょう。

このように状況に応じて全角と半角を使い分ける必要があります。

おわりに

全角英数は基本的に使わないほうがいい文字です。

コンピューターにとっては本来不要な文字である上にデータが増えます。むやみに全角文字を扱うのはスマートな方法ではありません。訳もなく避けているわけではなく理由があってやっていることなのです。

すべてにおいて全角英数がいけないというわけではありません。適切に使いわける必要があります。