情強がGoogleを使う時代は終わった?

 

Googleはサーチエンジンで世界的なシェアを持っています。日本では「ググる」という言葉があるほどネット検索の代名詞になっています。

Googleは定期的にコアアップデートを行い検索品質の向上を謳っています。しかし現状は検索の品質が上がっているとは言い難い状況です。

ググっても情報が出づらくなってきた

Googleの検索品質の低下は否めません。検索結果の上位には企業のサイトばかりが表示され広告を見せられているような状態です。利用者に必要なものではなくGoogleや広告主が見せたい情報が目立ちます

検索ワードと無関係なページがヒットすることも多々あります。検索上位の10~30件まではそれなりに関係のあるサイトが表示され、それ以降は無関係なサイトばかりということは珍しくありません。特に複数ワードを組み合わせたロングテールーキーワードでは顕著です。

検索結果の候補が何万件も存在していても無関係な情報ばかりが表示されます。他の候補はどこへ行ったのでしょうか。検索結果にフィルタが掛けられているような印象を受けます。

何万件ものサイトが存在しようと利用者が認知できなければないも同然です。まるで映画「マトリックス」の世界のように仮想世界を見せられているようです。



専門性や権威性と称して低品質なサイトが表示される

GoogleはETAと称する「専門性・権威性・信頼性」を重視しています。

しかしAIには記事の品質を判別する能力はありません。SEOはキーワードをピックアップしているに過ぎないからです。実際、規模が大きいだけの低品質なサイトが上位表示されることは珍しくありません。企業のサイトも評価されやすい傾向がありますが必ずしも質が高いとは限りません。

ネットもオールドメディアと同じ道をたどっているように感じます。テレビに出演している謎の大学教授や正体不明の識者と称する人物は専門性や権威性を強調するために利用されています。彼らがたとえデタラメを吐いても視聴者は信じてしまいます。同じようなことがネットでも行われているのです。

特定の情報が排除されている

GoogleとBingやDuckDuckGoを使い比べるとあからさまに情報が違うことがあります。Googleはどこかフワフワしていて掴みどころがなく利用者が求める情報をはぐらかしている感があります。情報にフィルターがかかっているのです。

以前にあからさまだと感じたのは中国で起きた大停電の情報がヒットしなかったことです。

2020年末ごろに中国で大規模な停電が起きました。その際にGoogleで検索したところ日本の中国地方の停電情報ばかりがヒットしました。

一般的に中国といえば国名を差しているはずです。日本の中国地方ではありません。日本国内の情報が知りたければ「中国地方」と入力します。ググレカスというスラングがありますがググってもカスのような情報しか出てこない状況です。

もしAIのアルゴリズムが原因だとしたらとんだポンコツです。意図的に行われていたのなら悪質です。隠蔽したい情報だったのではないかと勘ぐられても仕方がありません。

その後はGoogleでも中国の停電情報がヒットするようになりました。しかし相変わらず無関係なページが混ざっています。肝心の停電の情報も微妙にズレた内容だったりとどこかフワフワしています。

こういったことは氷山の一角に過ぎません。膨大な量の情報がそれとなく制限されているのです。多くの利用者はそのことに気づないまま使い続けています。

特に保守系の情報は大幅に制限されています。以前にコアアップデートでキュレーションサイト、いわゆるまとめサイトがGoogleから排除されました。

多くは5ちゃんねるのスレッドをまとめただけの低品質なサイトばかりなのでわからなくはありません。しかし引用元の5ちゃんねるまで排除されているのは不可解です。なぜ5ちゃんねるがGoogle検索にヒットしないのでしょうか。理由はだいたい想像がつきます。保守系の利用者が多いからです。

不要かどうかはプラットフォーマーが判断することではありません。判断するのは利用者です。しかし現実はGoogleが勝手に情報を選別しているのです。



これからはサーチエンジンを使い分ける時代

現在のサーチエンジンはGoogleが圧倒的シェアを持っています。しかし。他のサーチエンジンが劣っているわけではありません。ただ単にGoogleの利用者が多いというだけです

BingやDuckDuckGoの検索品質は向上しています。特にDuckDuckGoは以前と比べて格段に向上していて実用に耐えるレベルになっています。

現在のGoogle検索は圧倒的ではありません。それどころか検索の品質に疑問を感じるレベルです。Googleを利用して情強を自称する時代は終わったのです。

おわりに

多くのネット利用者はフィルターがかかった情報を得ています。そのことに気づかず使い続けて疑問にも思いません。SF映画にあるようなディスピアが現実化しているのです。一企業がシェアを取った弊害が顕在化しています。

フィルターがかかっていない情報を得るにはメディアを選ぶ必要があります。サーチエンジンも例外ではありません。

これからの時代はGoogle一辺倒ではなくサーチエンジンを選んで使う必要があります。制限のかかっていない情報を得るためにBingやDuckDuckGoを利用しみてはどうでしょうか。